太陽系に残った名前

国際天文学連合(IAU)は、ギリシャ神話の名を実際の天体と地形に付けている。 これは古代の話ではない。土星の衛星テテュスのクレーターに オデュッセウスとペネロペとテレマコスが並んでいるのは偶然ではなく、 IAU が「ホメロス『オデュッセイア』の人物と場所から採る」と定めているからである。

ここは天文学が神話を説明したものではない。 天文学の命名の制度が神話の名をどう使ったか、という受容の記録。 日本語は IAU の由来記載の参考訳で、神話の解説として書かれた文ではない。

衛星
21
地形
35
人物
51
天体
14

衛星は天体そのもの、地形はその上の場所。数えているものが違うので足さない。

Tethys

IAU の命名テーマ ホメロス『オデュッセイア』の人物と場所 土星の衛星テテュスのクレーターがオデュッセイアの登場人物ばかりなのは偶然ではない。オデュッセウス・ペネロペ・テレマコス・キルケ・ポリュペモスが同じ一つの衛星の上に並んでいる People and places from Homer's Odyssey

  • Achilles アキレウス クレーター・直径58.6km

    ペレウスとテティスの子。トロイアにおけるミュルミドン勢の将。

    IAU 承認 Apr 28, 2008

  • Ajax 大アイアス クレーター・直径88km

    アキレウスに次ぐギリシャの英雄。

    IAU 承認 1982

    「アキレウスに次ぐ」はテラモンの子アイアスの決まり文句。オイレウスの子ではないと判断した

  • Aietes アイエテス クレーター・直径91km

    キルケの兄弟。

    IAU 承認 Apr 28, 2008

  • Alcinous アルキノオス クレーター・直径50km

    パイエケスの王。アレテの夫、ナウシカアの父。

    IAU 承認 Apr 28, 2008

  • Anticleia アンティクレイア クレーター・直径100.7km

    オデュッセウスの母。

    IAU 承認 1982

  • Antinous アンティノオス クレーター・直径138km

    求婚者たちの首領。オデュッセウスに討たれた。

    IAU 承認 1982

  • Diomedes ディオメデス クレーター・直径48.57km

    テュデウスの子、アルゴスの王。

    IAU 承認 Apr 28, 2008

  • Eumaeus エウマイオス クレーター・直径30km

    忠実な豚飼い。オデュッセウスを迎え、暖かい外套を与え、館へ導いた。

    IAU 承認 1982

  • Eurycleia エウリュクレイア クレーター・直径31km

    オデュッセウスの忠実な老乳母。

    IAU 承認 1982

  • Icarius イカリオス クレーター・直径54.4km

    ペネロペの父。

    IAU 承認 Apr 28, 2008

  • Circe キルケ クレーター・直径79km

    オデュッセウスの仲間を豚に変えた。

    IAU 承認 1982

  • Laertes ラエルテス クレーター・直径51.13km

    オデュッセウスの父。

    IAU 承認 1982

  • Nausicaa ナウシカア クレーター・直径69km

    アルキノオスの娘。オデュッセウスに助言した。

    IAU 承認 1982

  • Nestor ネストル クレーター・直径38.2km

    賢い老王。

    IAU 承認 1982

    由来記載は「賢い老王」とだけ言う。テテュスのクレーターは『オデュッセイア』の人物から採る規則なので、ピュロスのネストルと判断した

  • Odysseus オデュッセウス クレーター・直径445km

    『オデュッセイア』の主人公。

    IAU 承認 1982

  • Penelope ペネロペ クレーター・直径207.5km

    オデュッセウスの貞節な妻。

    IAU 承認 1982

  • Polyphemus ポリュペモス クレーター・直径73km

    オデュッセウスと戦ったキュクロプス。

    IAU 承認 1982

  • Poseidon ポセイドン クレーター・直径63km

    クロノスの子、ゼウスの兄弟、海の神。

    IAU 承認 Apr 28, 2008

  • Teiresias テイレシアス クレーター・直径14.5km

    老いた予言者。オデュッセウスが死者たちのあいだで教えを乞う。

    IAU 承認 1982

  • Telemachus テレマコス クレーター・直径92km

    オデュッセウスの子。

    IAU 承認 1982

Saturn

  • Atlas アトラス Saturn XV

    ティタンの一人。天を肩に担いだ。

    発見 October 1980 Voyager Science Team

  • Aegaeon ブリアレオス Saturn LIII

    百本の腕を持つギリシャの巨人。神々はブリアレオスと呼んだ。

    発見 August 15, 2008 Cassini Imaging Science Team

  • Dione ディオネ Saturn IV

    ディオネはクロノスの姉妹で、ゼウスとのあいだにアフロディーテを産んだ。

    発見 March 21, 1684 G.D. Cassini

    **IAU の記載はこのサイトと違う伝えを採っている。** IAU はディオネをクロノスの姉妹(ティタン女神)とし、ゼウスとのあいだにアフロディーテを産んだとする。このデータはディオネをオケアノスの娘とし、アフロディーテはウラノスの泡から生まれたとしている。古代の資料が割れている箇所

  • Epimetheus エピメテウス Saturn XI

    J・ファウンテンとS・ラーソンが、ヤヌスの検出を混乱させているものとして最初にその存在を疑った。二人は正しい公転周期を割り出し、この衛星は1980年にようやく確認された。ティタンのイアペトスの子にちなんで命名。先を見通す兄弟プロメテウスとは対照的に、彼は「あとになって」自分が誤っていたと悟った。

    発見 1977 (Fountain and Larson), February 26, 1980 (Cruikshank) J. Fountain and S. Larson (1977), D. Cruikshank (1980)

    この衛星はもう一つの衛星ヤヌスと軌道を入れ替える。発見当初は二つを一つと取り違えていた、と由来記載自身が述べている

  • Helene ヘレネ Saturn XII

    クロノスの孫娘。その美しさがトロイア戦争の引き金になった。

    発見 March 1, 1980 P. Laques and J. Lecacheux

  • Hyperion ヒュペリオン Saturn VII

    ラッセルがティタンの一人にちなんで命名した。

    発見 September 16, 1848 W.C. Bond and G.P. Bond; independently discovered September 18, 1848 at Liverpool by W. Lassell

  • Iapetus イアペトス Saturn VIII

    ジョン・ハーシェルがティタンの一人にちなんで命名した。

    発見 October 25, 1671 G.D. Cassini

  • Calypso カリュプソ Saturn XIV

    ティタンのオケアノスとテテュスの娘。オデュッセウスの情人。

    発見 March 13, 1980 D. Pascu, P.K. Seidelmann, W. Baum, and D. Currie

  • Phoebe ポイベ Saturn IX

    ピカリングがティタン女神の一人にちなんで命名した。

    発見 August 16, 1898 W.H. Pickering

  • Polydeuces ポリュデウケス Saturn XXXIV

    カストルの双子の兄弟。ゼウスとレダの子。

    発見 October 21, 2004 Cassini Imaging Science Team

  • Prometheus プロメテウス Saturn XVI

    ティタンのイアペトスの子。アトラスとエピメテウスの兄弟。火をはじめ、多くの贈り物を人間に与えた。

    発見 October 1980 Voyager Science Team

  • Rhea レア Saturn V

    ティタン女神。クロノスとのあいだにゼウスを産んだ。

    発見 December 23, 1672 G.D. Cassini

  • Tethys テテュス Saturn III

    カッシーニは自分が見つけた四つの衛星(テテュス・ディオネ・レア・イアペトス)をルイ14世にちなんで名づけようとした。しかし今日使われている名は19世紀初めにジョン・ハーシェルが付けたもので、サトゥルヌスの兄弟姉妹であるティタン神族とティタン女神から採られている。テテュスはオケアノスの妻で、すべての河とオケアニスの母である。

    発見 March 21, 1684 G.D. Cassini

Jupiter

  • Eirene エイレネ Jupiter LVII

    ゼウスとテミスの娘、平和の女神。

    発見 February 6, 2003 S. S. Sheppard, D. C. Jewitt, and J. Kleyna

  • Leda レダ Jupiter XIII

    白鳥の姿のゼウスに誘惑され、ポリュデウケスとヘレネを産んだ。

    発見 September 11, 1974 C.T. Kowal

  • Metis メティス Jupiter XVI

    ゼウスの最初の妻。身ごもったところをゼウスに呑み込まれ、のちにアテナがゼウスの額から生まれた。

    発見 March 4, 1979 Voyager Science Team

  • Pasiphae パシパエ Jupiter VIII

    クレタの王ミノスの妻。ゼウスが牡牛の姿で近づき、彼女はミノタウロスを産んだ。(綴りは2009年7月に Pasiphaë から Pasiphae へ変更)

    発見 January 27, 1908 P.J. Melotte

Pluto(小惑星・準惑星 134340)

  • Hydra ヒュドラ (134340) Pluto III

    ギリシャ神話で、蛇の体と九つの頭を持ち、冥界を守った恐ろしい怪物。

    発見 May 15, 2005 H.A. Weaver, S.A. Stern, M.J. Mutchler, A.J. Steffl, M.W. Buie, W.J. Merline, J.R. Spencer, E.F. Young, and L.A. Young

  • Kerberos ケルベロス (134340) Pluto IV

    ギリシャ神話で、冥界の入口を守った多頭の犬。

    発見 June 28, 2011 M.R. Showalter, D.P. Hamilton, S.A. Stern, H.A. Weaver, A.J. Steffl, and L.A. Young

  • Nix ニュクス (134340) Pluto II

    闇と夜の女神。カロンの母。(Nix はギリシャ名 Nyx のエジプト式綴り)

    発見 May 15, 2005 H.A. Weaver, S.A. Stern, M.J. Mutchler, A.J. Steffl, M.W. Buie, W.J. Merline, J.R. Spencer, E.F. Young, and L.A. Young

    冥王星の衛星の綴りが Nyx でなく Nix なのは、IAU の記録によればエジプト式の綴りを採ったため

  • Styx ステュクス (134340) Pluto V

    同じくステュクスという名の冥界の川を支配したギリシャの女神。

    発見 June 26, 2012 M.R. Showalter, H.A. Weaver, S.A. Stern, A.J. Steffl, M.W. Buie, W.J. Merline, M.J. Mutchler, R. Soummer, and H.B. Throop

Moon

  • Atlas アトラス クレーター・直径88.12km

    ギリシャ神話のティタン。

    IAU 承認 1935

  • Daedalus ダイダロス クレーター・直径93.61km

    ギリシャ神話の人物。

    IAU 承認 1970

    由来記載は「ギリシャ神話の人物」としか言っておらず、どの人物かを名指ししていない。同名の別人が知られていないことから、迷宮を造ったダイダロスと判断した

  • Hercules ヘラクレス クレーター・直径68.32km

    ギリシャ神話の英雄ヘラクレスのラテン語綴り。

    IAU 承認 1935

Eros

IAU の命名テーマ 神話・伝説に出てくる、恋にまつわる名前 Mythological and legendary names of an erotic nature

  • Orpheus オルフェウス クレーター・直径1.1km

    ギリシャ神話の歌い手にして楽人。愛するエウリュディケを冥界から連れ帰ることに失敗する。

    IAU 承認 2003

  • Selene セレネ クレーター・直径3.6km

    ギリシャ神話の月の女神。エンデュミオンの恋人。

    IAU 承認 2003

Mars

IAU の命名テーマ スキアパレッリとアントニアディが付けた古典神話の名 望遠鏡で見える明暗の模様に、19〜20世紀の天文学者が神話の名を付けた。探査機以前の命名がそのまま残っている Names from classical mythology assigned by Schiaparelli and Antoniadi

  • Cerberus ケルベロス アルベド地形

    三つの頭を持つ犬。冥界の門を守った。

    IAU 承認 1958

  • Styx ステュクス アルベド地形

    冥界をめぐる大河。魂は地上からの旅路でこれを渡らねばならない。

    IAU 承認 1958

Phoebe

IAU の命名テーマ ポイベにゆかりの人物、およびアポロニオス・ロディオスとウァレリウス・フラックスがそれぞれ著した『アルゴナウティカ』の登場人物 People associated with Phoebe, people from the Argonautica by Apollonius Rhodius and Valerius Flaccus

  • Peleus ペレウス クレーター・直径44km

    アルゴナウテスの一人。アイアコスの子、アキレウスの父。

    IAU 承認 2006

  • Telamon テラモン クレーター・直径28km

    アルゴナウテスの一人。アイアコスの子。カリュドンの猪狩りに加わった。

    IAU 承認 2006

Amalthea

IAU の命名テーマ アマルテイアの神話にゆかりの人物と場所 People and places associated with the Amalthea myth

  • Gaea ガイア クレーター・直径80km

    ギリシャの母なる大地の女神。ゼウスをクレタへ連れていった。

    IAU 承認 1979

Bennu

IAU の命名テーマ 神話の鳥と鳥に似た生き物、およびそれにゆかりの場所 Birds and bird-like creatures in mythology, and the places associated with them

  • Pegasus ペガソス クレーター・直径0.014km

    ギリシャ神話の翼のある馬。

    IAU 承認 Dec 18, 2020

Epimetheus

IAU の命名テーマ カストルとポリュデウケス(双子)の神話の人物 People from myth of Castor and Pollux (twins)

  • Pollux ポリュデウケス クレーター

    ポリュデウケスのラテン名。カストルの双子。

    IAU 承認 1982

Hyperion

IAU の命名テーマ 太陽と月の神々 ヒュペリオン自身が太陽神ヘリオスの父。その衛星のクレーターに息子の名が付いている Sun and Moon deities

  • Helios ヘリオス クレーター

    ギリシャの太陽神。ヒュペリオンの子。

    IAU 承認 1982

    父ヒュペリオンの名を持つ衛星の上に、息子ヘリオスのクレーターがある

Io

IAU の命名テーマ 火・太陽・雷・火山の神々と英雄 イオは太陽系でもっとも火山活動が激しい天体。噴出口にプロメテウスの名が付いている Fire, sun, thunder, and volcano gods and heroes

  • Prometheus プロメテウス 噴出口・直径438.79km

    ギリシャの火の神。

    IAU 承認 1979

    イオの噴出口。太陽系でもっとも火山活動が激しい天体に、火をもたらした者の名が付いている

Janus

IAU の命名テーマ カストルとポリュデウケス(双子)の神話の人物 土星の衛星ヤヌスとエピメテウスは互いに軌道を入れ替える二つの衛星で、どちらの地形にも双子カストルとポリュデウケスの神話の人物の名が付く People from myth of Castor and Pollux (twins)

  • Castor カストル クレーター

    ディオスクロイの一人。馬を馴らす者として名高い。

    IAU 承認 1982

名前は同じだが、載せなかったもの

綴りの一致は証拠にならない。候補に挙がったのに、IAU の由来記載を読んで外したもの。外した判断のほうが、この頁の中身である。

同じ名前の別人だったもの

  • Aegaeon Saturn

    由来文が「神々はブリアレオスと呼んだ」と明記している。百手巨人のアイガイオン(=ブリアレオス)であって、テセウスの父アイゲウスではない。ブリアレオスの側に手で足した

    Greek hundred-armed giant, called Briareus by the gods.
    IAU の由来記載
  • Mera Callisto

    由来文は「アルテミスに仕えたもう一人のニュンフで、ゼウスに誘惑された」。マイラという別の人物であって、運命の三女神モイライではない。骨格の一致だけで拾ってしまったもの

    Greek; another nymph of Artemis seduced by Zeus.
  • Phoibe Janus

    由来文は「レウキッポスの娘」。ディオスクロイに攫われたレウキッピデスの一人であって、ティタン女神ポイベではない。ヤヌスのクレーターはカストルとポリュデウケスの神話から採る規則なので、この読みで合っている

    Daughter of Leukippos.
  • Tethys Saturn

    テテュス(ティタン女神)とテティス(アキレウスの母)を、綴りの骨格が潰してしまった。由来文は「オケアノスの妻」と明記しており、前者である

    Cassini wished to name Tethys and the other three satellites that he discovered (Dione, Rhea, and Iapetus) for Louis XIV. However, the names used today for these satellites were applied in the early 19th century by John Herschel, who named them for Titans and Titanesses, brothers and sisters of Saturn. Tethys was the wife of Oceanus and mother of all rivers and Oceanids.
    IAU の由来記載

神話の人物ではなく、実在のギリシャ人だったもの

  • Menelaus Moon

    由来文は「アレクサンドリアのメネラオス。ギリシャの幾何学者・天文学者(後98年ごろ)」。トロイアのメネラオスではない。**綴りは完全に一致している**

    Of Alexandria; Greek geometer, astronomer (c. A.D. 98).

神への献名ではなく、人名として採られたもの

  • Ariadne Venus

    由来文は「ギリシャの女性の名」。金星の20km未満のクレーターは、ありふれた女性の名から採る規則になっている。女神・王女への献名ではない

    Greek first name.
  • Artemis Moon

    由来文は「ギリシャの女性の名」。女神への献名とは書かれていない

    Greek female first name.
  • Clio Venus

    由来文は「ギリシャの女性の名」。ムーサの一柱クレイオへの献名ではない

    Greek first name.
  • Grace Venus

    由来文は「ギリシャに由来する名前」。英語の女性名 Grace であって、カリス三女神への献名ではない

    First name from Greek.
  • Irene Venus

    由来文は「ギリシャに由来する名前」。金星のクレーターの規則どおり、女性名としての Irene

    First name from Greek.

人物ではなく地名だったもの

  • Icaria Mars

    由来文は「イカロスが住んでいた地(クレタ)」。地名であり、しかも指しているのはペネロペの父イカリオスではなく、翼で飛んだイカロス

    Land where Icarus lived (Crete).
  • Meroe Mars

    由来文は「ナイル川のエチオピアの島。いまのアトバル」。地名であって人物ではない

    Ethiopian island on Nile; now Atbar.

いったん別のものを経由している名前

  • Apollo Moon

    由来文は「アポロ計画にちなんで命名」。IAU の記録は神アポロンへの献名だとは書いていない。計画の名の由来までは、この資料では辿れない

    Named to honor Apollo missions.

出典 Gazetteer of Planetary Nomenclature(International Astronomical Union Working Group for Planetary System Nomenclature)。public domain(FAQ に "Everything in the Gazetteer of Planetary Nomenclature is in the public domain." と明記)

取得 2026-09-16。Gazetteer で民族が Greek とされ、IAU が承認済みの地形 1465件と、衛星一覧 177件を調べた範囲。IAU の全命名を調べたわけではない。

綴りの一致は証拠ではない。月のクレーター「Menelaus」は綴りが完全に一致するが、 由来記載は「アレクサンドリアのメネラオス、ギリシャの幾何学者・天文学者(後98年ごろ)」で、 トロイアのメネラオスではない。だから採否は由来記載を一件ずつ読んで決め、 外したものは理由とともにリポジトリに残してある。