世界のはじまり

2 / 6 章

2天と地の子ら

この読み物の本文は、ヘシオドス『神統記』 116–210行。ホメロス『イリアス』『オデュッセイア』の本文ではない。

青銅の小像。二輪の車に人物が腰かけ、その前を二頭の獅子が歩く。車と獅子は別々の部品になっている
2nd half of 2nd century CE 獅子の曳く車に乗るキュベレ(レアと習合した姿) この章に出てくる人物の図像。場面は対応していない → この人物のページ
134–138

その後、彼女は天ウラノスと臥し、渦巻き深いオケアノスを産んだ。コイオス、クリオス、ヒュペリオン、イアペトス、テイア、レア、テミス、ムネモシュネ、黄金の冠のポイベ、そして美しいテテュスを。その後に生まれたのが、狡知にたけたクロノス。彼女の子らのうち最も年少で、最も恐ろしい者であり、精力にあふれた父を憎んだ。

英文

But afterwards she lay with Heaven and bare deep-swirling Oceanus, Coeus and Crius and Hyperion and Iapetus, Theia and Rhea, Themis and Mnemosyne and gold-crowned Phoebe and lovely Tethys. After them was born Cronos the wily, youngest and most terrible of her children, and he hated his lusty sire.

英訳の底本は ヘシオドス『神統記』、H. G. Evelyn-White 英訳 (1914)。 日本語は英訳からの参考訳で、ギリシャ語原典からの直接訳ではない。 節の下の人物リンクは読みに行く先の案内で、 英文が代名詞で受けている箇所は参考訳の読み取りに依っている。 この訳の素性と目次