神の子・王たち

トロス

Tros

トロイアに名を与えた王

英雄・人間 トロイア戦争

エリクトニオスの子。王となった国を自分の名にちなんでトロイアと呼んだ、とアポロドーロスは記す。子はイロス、アッサラコス、そしてガニュメデス。末子は人の中でいちばん美しく、その美しさゆえに神々にさらわれてゼウスの酌人になった。

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親子関係には、古代文献のどこがそれを述べているかを示している。すべて英訳本文に当てて 確かめたもので、資料に見当たらない関係は空のままにしてある。 「資料に記載がない」ことは「資料が否定している」ことではない。

ギリシャ神話に正典はなく、ヘシオドス『神統記』・ホメロス・悲劇作家・後代の神話集で系譜は食い違う。ここでは主にヘシオドスとホメロスの線をとり、有名な異伝は各人物の解説に添えた。

人間の親を持つ半神(ディオニュソス、ヘラクレス、ヘレネなど)は、図では神の側の親だけを線で結んでいる。世代の層は物語上の同時代性を優先しているため、厳密な代数とは一致しない。

同じ層の中で上下に並んでいる人物がいる。トロイア王家のように、一つの層の中に何代も続く家系があるため。**上下は「その層の中での親子の順序」でしかなく、別の家系の同じ高さが同時代だという意味は持たない。**

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