オリュンポスの神々

カリオペ

Kalliope

叙事詩(後代の割り当て)

神々・精霊

ムーサ(九柱)の一柱。 所属は親子関係とは別のもの。

ムーサの筆頭。『神統記』は九柱を列挙したあと、カリオペだけに「そのなかでも第一の者」と添え、王侯に付き添うと言う。王の舌に甘い露を注ぎ、争いを鎮める言葉を与えるのはこの女神。アポロドーロスによれば、オイアグロスとのあいだにリノスとオルフェウスを産んだ。

名前が出てくる箇所

収録している古代文献のうち、カリオペの名が現れる箇所を数えたもの。 もっと読みたいときの行き先として使ってほしい。

これは典拠ではない。親子関係の典拠は本文を読んで一件ずつ決めているが、 ここは名前を機械で数えている。同名の別人が混じりうるので、 父称が食い違うものは調べて外してあるが、本文に父称が無ければ見分けられない。 訳者によって綴りが変わる(ホメロスの Butler 訳ではオデュッセウスは Ulysses、ゼウスは Jove)ので、訳ごとの対応表で拾っている。

図で見る

関係図でカリオペを中心に表示する →

親子関係には、古代文献のどこがそれを述べているかを示している。すべて英訳本文に当てて 確かめたもので、資料に見当たらない関係は空のままにしてある。 「資料に記載がない」ことは「資料が否定している」ことではない。

ギリシャ神話に正典はなく、ヘシオドス『神統記』・ホメロス・悲劇作家・後代の神話集で系譜は食い違う。ここでは主にヘシオドスとホメロスの線をとり、有名な異伝は各人物の解説に添えた。

人間の親を持つ半神(ディオニュソス、ヘラクレス、ヘレネなど)は、図では神の側の親だけを線で結んでいる。世代の層は物語上の同時代性を優先しているため、厳密な代数とは一致しない。

出典と著作権について →