英雄の世代

テュデウス

Tydeus

ディオメデスの父

英雄・人間

カリュドンを追われてアルゴスに来た亡命者。アドラストスの娘を娶り、テーバイ攻めの七将の一人となる。『イリアス』で「テュデウスの子」は80回呼ばれ、ディオメデスの決まった呼び名になっている。父の武名は作中でくりかえし引き合いに出され、ディオメデスを励ます材料にも、けなす材料にもなる。

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親子関係には、古代文献のどこがそれを述べているかを示している。すべて英訳本文に当てて 確かめたもので、資料に見当たらない関係は空のままにしてある。 「資料に記載がない」ことは「資料が否定している」ことではない。

ギリシャ神話に正典はなく、ヘシオドス『神統記』・ホメロス・悲劇作家・後代の神話集で系譜は食い違う。ここでは主にヘシオドスとホメロスの線をとり、有名な異伝は各人物の解説に添えた。

人間の親を持つ半神(ディオニュソス、ヘラクレス、ヘレネなど)は、図では神の側の親だけを線で結んでいる。世代の層は物語上の同時代性を優先しているため、厳密な代数とは一致しない。

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