ティタン神族の世代

ティタン神族

Titanes

ウラノスとガイアの子ら

ティタン神族 集合

ウラノスとガイアが産んだ古い神々。アポロドーロスは男六柱(オケアノス・コイオス・ヒュペリオン・クレイオス・イアペトス・末子クロノス)と、ティタニデスと呼ばれる女七柱(テテュス・レア・テミス・ムネモシュネ・ポイベ・ディオネ・テイア)を名指しする。クロノスが父を倒して支配を継ぎ、のちにゼウスたちとの十年の戦い(ティタノマキア)に敗れてタルタロスに落とされる。元素チタン(titanium)と、巨大なものを指す titanic はこの名から来ている。

資料での綴り TitansTitanes 引用が原文どおりかは機械で照合できるが、その綴りをこの人物に結びつけた判断は照合できない。だから出しておく。

  • ウラノス

    この関係を述べる箇所は、収録した資料の中に見つかっていない

  • ガイア 大地

名が挙がっている成員

収録した資料が名指ししている顔ぶれ。 資料によって顔ぶれが違うことがあるので、これで全員と決まったわけではない。

名前が残ったもの

  • チタン titanium 元素記号 Ti 1796年

    ティタン神族 ラテン語 Titan titanium

    1795年にクラプロートがラテン語 Titan から命名した。辞書は、ティタンを「大地の子ら」と見立てた着想によると記す。ティタンが大地ガイアの子であることは、このサイトでも典拠つきで示してある(アポロドーロス1.1.3)。同じ化学者が、それ以前に天王星にちなんでウランを名づけている。

    出典 Online Etymology Dictionary「titanium」

  • タイタニック titanic 巨大な、途方もない 1709年

    「ティタンにふさわしい規模の、巨大な」の意で1709年から。辞書は、1912年に同名の客船が沈んだことで、この名が「壊れないはずのものが壊れる」ことの象徴になったと記す。

    出典 Online Etymology Dictionary「titanic」

派生の筋道は一様ではない。神の名そのものから来た語もあれば、同じ普通名詞を 神と語が分け合っているだけのものもある。両者を混ぜないよう、項目ごとに どちらなのかを書いている。矢印が出ているものは神の名から直接ではなく、 間に何かを挟んでいる。その一段ごとに辞書の記述を確かめてある。

図で見る

関係図でティタン神族を中心に表示する →

親子関係には、古代文献のどこがそれを述べているかを示している。すべて英訳本文に当てて 確かめたもので、資料に見当たらない関係は空のままにしてある。 「資料に記載がない」ことは「資料が否定している」ことではない。

ギリシャ神話に正典はなく、ヘシオドス『神統記』・ホメロス・悲劇作家・後代の神話集で系譜は食い違う。ここでは主にヘシオドスとホメロスの線をとり、有名な異伝は各人物の解説に添えた。

人間の親を持つ半神(ディオニュソス、ヘラクレス、ヘレネなど)は、図では神の側の親だけを線で結んでいる。世代の層は物語上の同時代性を優先しているため、厳密な代数とは一致しない。

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